もうすぐお盆がやってきます。
その後、もう少ししたら秋のお彼岸もやってきます。
お盆やお彼岸にはお墓参りに行きますよね。
そんなお墓参りに行った時にいつも疑問に思っていたことがあります。
墓石の真ん中の楕円型のくぼみって一体何のためのものなのでしょう。雨の後など水が溜まっていたりすることもあります。
ここのくぼみって何?ってふと思ったことありませんか。
お墓にあるくぼみの部分は何?
前回お墓参りに行った時に、お水をお供えするための湯飲み茶わんが欠けていたんです。
きっとカラスの仕業だと思います。
管理の人が見まわってくれるようなお墓ではないので、お供えのお菓子などは置いていくのですが大抵帰った後にカラスが来て持って行くんです。
きっと湯飲み茶わんに、何か入っていると思って持って行こうとした時に何もないから落として行き、それで割れていたのだと思います。
そんなことがあり、割れたお茶碗を片付け、新しいお茶碗を次の時に持って来ましょうね、と母と話していました。
次にお墓参りに行くときに新しいお茶碗もいいけれど、たまにしか行けないお墓参りだから、お墓の掃除をしたいなと思って持って行くものなどを調べていたんです。
そうしたら、墓石の真ん中のくぼみって、いつも気になっていたのですが、最初はお供え物を置くところか何かだと思っていました。
お線香はお線香のお皿がそこよりもっと下にあるのでお線香の場所ではないとは思ったのですが、楕円形をしているのでお線香を横に寝かせるのにちょうどいいサイズです。
きっとお線香の場所だと思う人もいることでしょうね。
実はそのくぼみはお水をあげる場所だということを初めて知りました。
水鉢と言うそうです。
うちは、そのくぼみに湯飲み茶わんを置き、隣にお供えのお菓子を置いていました。
それなら何もわざわざ水が溜まるようにくぼんでいなくても…と不思議に思っていました。
そうか、お水のためのくぼみだったのか、と知ったので母にもそのことを教えました。
水鉢に湯飲み茶わんを置いてお水をお供えするなんておかしなことをしていたもんだね、と笑って話しました。
水鉢がない墓石もあるようです。宗派によっても違いがあると思いますので、いろいろですね。
結構知らない人も多いのではないかなと思いました。
墓石のくぼみの部分の掃除はどうやる?
そういうことを知ったので、次に行った時に、まずは雨などが入って汚れているのでその部分の掃除をすることにしました。
スポンジや雑巾など持って行ってましたが、水鉢は角の部分がどうしても汚れて黒ずんでいるので、歯ブラシを使いました。
歯ブラシは、当初墓石の掘られた部分などの細かいところを掃除するために持って行ったのですが、この水鉢の角も古歯ブラシが1本あるととても重宝します。
たわしなどでごしごしやるのはちょっと躊躇しますが、歯ブラシならそんなに固くないですし、細かいところを掃除するには便利ですよ。
その後、雑巾で汚れをふき取り、新しいお水をあげました。
どうしてもくぼんでいるので汚れるところです。
毎回お墓参りに行った際にはお掃除して、きれいなお水をお供えするようにしたいですね。
お墓参りに持って行く水はペットボトルでもいい?
本来は桶と柄杓でお水をあげるものですよね。
お花のところにも柄杓であげますね。
でもうちのご先祖様の墓地には水道がないため、いつもペットボトルに水を入れて持って行ってます。
ペットボトルからお水をあげていますが、そういえばお供えのお水は買ったペットボトルのお水の方がいいのかしら?とふと思いました。
今どきは飲み水は水道水ではなく、ミネラルウォーターだったりしますよね。
でも昔からそうではないので、汲んでいった水道のお水でも構わないと思います。
もしご先祖様がジュースやお酒が好きな人だったのなら、それは水鉢に入れることはしないで、それはそれでお供え物と同じように入れ物のフタを開けてあげたらいいと思います。
墓石が傷む原因になりますので、水鉢にはお水だけにするべきです。
まとめ
お墓参りで疑問に思っていた墓石の楕円型のくぼみについて書いてみました。
知らない人が多いのではないかと思います。
今度のお盆にはお墓参りの時にきれいに掃除をしてきれいなお水をお供えしてあげてくださいね。
ご先祖様もきっと喜んでくれることでしょう。
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