お盆にご先祖様にお供え物をしますが、そのお供えは食べてもいいのでしょうか?
いつまでお供えしておくものなのか、そういえば今までよくわからずにいました。
実家のお仏壇に賞味期限の切れた焼き菓子がいつまでもお供えしたままになっていました。
いつまでもそのままでいいのかな?と気になったので調べてみることにしました。
お盆のお供えはいつ下げる?
お盆にお仏壇にお供えしたものは手を合わせて拝んで、その後下げて皆でいただいて構いません。
お供えしたことでご先祖様にお知らせすることができれば、あとはその場にいる人たちで頂いた方が傷んで捨てることになるより余程いいと思います。
私の実家では、下げてしまうと寂しくなるので、次にお供え物をするまで、そのままにしています。
お菓子など日持ちのするものならお供えしておいてもいいと思いますが、ご先祖様にも失礼になりますね。
今度から気をつけて次のお盆には母にも言ってみようと思っています。
特にお盆は真夏の暑い時期ですので、例えば果物などを持って来てくださった場合には、お盆中と言わず、傷む前に頂くようにした方がよさそうです。
ですので、話しはそれますが、自分が持って行く場合にしても、なるべく日持ちのするものを持っていくようにしましょう。
お盆は多くの人がお見えになるので、傷みやすいものや果物等の食べごろがあるものは重なると困るので避けた方がよさそうです。
お供え物は賞味期限を見て、また果物や生菓子などは早めに頂きましょう。
もし食べきれないのでしたら、親戚などに帰りに持って帰ってもらってもいいですし、お盆休みが終わったら会社へ持って行って3時のお茶の時間に食べてもいいと思います。
ずっとそのままにするより食べた方がご先祖様も喜ぶと思います。
お盆のお供えでお墓の場合はどうする?
ではお墓の場合はどうでしょうか。
それぞれのお墓で決まりごとがあるでしょうから、その決まりを守ればいいと思います。
お供えを置いていくことができないお墓なら、その場でお供えして手を合わせて、持って帰っていただけばいいことですね。
私の実家のお墓は特に決まりもないので、お供えしたらそのまま置いていきますが、大抵空からカラスが見ていて、人が帰った後にお供えを持って行きます。
なのでその場が散らかることもなくそれならそれでもいいんじゃないかと思っています。
なお、お墓にお供えしたものをお仏壇に、その逆でお仏壇にお供えしたものをお墓へ、と使いまわしのようなことはバチ当たりなのでやってはいけません。
お盆のお供えの花はいつ取りかえる?
夏は生花が暑さですぐに枯れてしまいますが、お盆の前日に活ければ、いくら何でもお盆の終わりではまだきれいに咲いていますよね。
お仏壇のお花はともかく、お墓のお花は、やはりお盆の終わりには一度下げた方がいいのでしょうか。
そのままにしておくと枯れてみすぼらしくなってしまいますね。かえってご先祖様も枯れたままのお花がそのままでは悲しむことでしょう。
お墓の管理をしてくれるところなら片付けてくれるでしょうが、そうではないなら、お盆の終わりに一度下げた方がいいですね。
月命日などで近くお墓参りに行く予定があるならその時に新しいお花と取り換えてもいいでしょう。
なかなかすぐに行けず、また誰も片付けてくれないなら、お盆の終わりに片付けるようにした方がいいでしょう。
造花を飾っているお墓を見たこともあります。
これは人により賛否両論あるでしょうから何とも言えませんが、なかなかお墓りに行けない人が、造花を飾るのでしょうね。
いつでもきれいなお花があるようにするためでしょうね。
まとめ
お盆やお彼岸の風習は地域によって違うので、なかなかひとくくりにはいかないものです。
正解もないものでしょう。
その地域に合わせて行えばいいと思います。
大事なことはご先祖様を思う気持ちなのですよね。
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