ガーデニングなどでバジルの葉がたくさん収穫できたら、バジルソルトを作ってみましょう。
ハーブの香りがする塩は、料理の幅を広げます。
どんな料理にも使えるのであると重宝しますよ。
作り方はいたって簡単!
保存も利きますので、ぜひ参考に作ってみてくださいね。
バジルソルトの作り方
バジルソルトというよりバジルの塩漬けと言った方が合っているかもしれません。
作るというほどのこともなく簡単にできますので、材料があればぜひ試してみてください。
準備するもの
バジル摘みたての葉 数枚
塩 瓶に入る量
広口びんなどの容器
バジルソルトの作り方(フレッシュ)
1.広口びんは熱湯で消毒するか、食品用エタノールで拭いておきます。
2.摘み取ったバジルの葉は洗わずに塩漬けしますが、気になるようなら振り洗いして「完全に」水分を拭き取ります。
3.瓶にまず塩を入れ、次にバジルの葉を乗せ、そのまた上に塩を入れ、またバジルの葉を乗せ…というように交互に何層にも敷き詰めていきます。
目安にするため、写真では塩30gごとに葉を挟みましたが、これは正確でなくて大丈夫です。
4.フタをして冷暗所で保管します。
たったこれだけ!
バジルのハーブソルトの完成です。
バジルは好きな分量で大丈夫です。
塩の間に葉っぱが重ならないように挟んでいくだけです。
完成したら、バジルの葉は取り出しても、そのまま使ってもOKです。
バジルソルトの作り方(ドライ)
フレッシュバジルで作ると香りがよく移り、美味しいのでおすすめですが、
長期保存したい場合には、ドライハーブを使って作ると良いですね。
ドライの場合は塩に香りを移すというより、パラパラに細かく砕き塩と混ぜて作ります。
1.吊るして乾燥させたバジルをこまかく砕きすり鉢に入れます。
2.すり鉢で擦ってより細かくします。葉脈は気になるようなら取り除いてください。
細かくしたものを目の粗いザル(ここではより細かくなるようにみそこしを使いました。みそこしの中ですりこ木で擦ります)に通します。
3.塩と混ぜ合わせます。
よくわからなかったので1:1の割合で作っておきました。
完成です!
余談ですが、
直射日光で乾燥させたものと、室内の風通しの良い場所に吊るしたものを手で粉々にした時に香りが全く違いました。
室内の方が断然香りがいいです。日光に当てた方より強く感じます。
バジルソルトの使い方
いろいろな用途に使えるハーブソルトですが、こちらで紹介したバジルソルトは、トマトをはじめイタリアンに向いていると思います。
下味をつける時に使ったり、オリーブオイルに混ぜてドレッシングにしたり、そのまま振りかけたり、使い方は様々です。
肉料理でも魚料理でも野菜でも普通の塩の代わりにバジルソルトを使ってみてください。
バジルの香りがほんのりとしてこれだけでいつもと違った風味のお料理になります。
ハーブソルトは用途別に使える調味料
今回はバジル単体で作りましたが、いろいろなハーブをミックスして作ると万能調味料になります。
よく知られているハーブソルト「クレイジーソルト」のようにとても便利に使えます。
例えば、
一般的なハーブソルトを作るなら、
パセリ2、チャイブ4、オレガノ1、タラゴン1、タイム1、セージ1
という割合で調合してみてください。
料理ごとに合わせて作るとしたら、
魚料理用…パセリ4、フェンネル1、オレガノ1/2、レモンタイム1/2
オムレツ用…パセリ3、チャイブ2、ディル1、タラゴン1
トマト料理用…バジル4、オレガノ2、レモンタイム1、ニンニク1
サラダ用…ボリジ2、チャイブ1、ディル1、ミント1、レモンタイム1/2
スープ用…パセリ2、チャイブ2、ベイリーフ1、タイム1、レモンタイム1/2、ニンニク1
このような割合で調合してみてください。
ちなみに、クレイジーソルトには、タイムとオレガノ、ニンニク、他にオニオン、セロリ、ペッパーが入っているんですね。
これを真似してみたら同じようになるのかしら?!
材料がそろった時には興味本位でぜひ試してみたいと思います。
まとめ
フレッシュバジルの塩漬けと、ドライバジルのハーブソルトの2種類をご紹介しました。
いろいろな料理に使えるのでバジルの葉がたくさんあったら作ってみてください。
他のハーブとミックスして作っておくと万能な調味料として活躍してくれると思いますよ。
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