家づくりを始めるに当たって、「どこに依頼するのか」これはとても重要なことです。
探し方の分からない人はひとまず住宅展示場に行きますね。
住宅展示場の聞いたことのある住宅メーカーに行く、ということくらいしか思いつかない人もいることでしょう。
でも住宅メーカー以外にも、地元の工務店や設計事務所に相談することもできます。
住宅展示場に行く前に、そのような他の探し方も知っておくと良いでしょう。
なぜなら、住宅展示場のステキな家を見て、それを基準に考えてしまうと予算が合わなくなってしまうからです。
よく学んでから探しましょうね。
家はどこで建てるのがいいか?
家づくりを考え始めた時にどこの会社に頼もうかなと悩む人が多いと思います。
男性は性能や構造など建物の造りを気にするもので、女性は見た目の印象や設備機器などにこだわる人が多いようです。
今はインターネットでまず自分のこだわりポイントで検索して出てきた施工事例(建物)の画像を見て、自分の感性と合いそうだなと思ったら、その会社のホームページを見て検討するようです。
ひと昔前は、その会社の資料請求をしたり、見学会に行ってみたりしていました。
でも今はネットの情報が多いので、実際に見に行くことが減っているように思います。
でも失敗したくないと思ったら、必ずその会社か、見学会を行っているようならその見学会に行ってみることをおすすめします。
しっかり見なくてもいいんです。
(いえ、しっかり見た方がいいんですけど)
行ってみれば何か感じるものがあるはずです。
肌が合うかどうか、求めているものを理解してくれようとしているか、挨拶をきちんとしてくれるか…など、その空間にいれば自然とわかりますから。
あとは、常識の範囲で、整理整頓がされているとか、受け答えが出来ているとか、なども見てみてください。
確認した方がいいことは、アフターフォーローがしっかりしている会社かどうかです。
何か不具合があった時にすぐに来てくれるかどうか、建った後点検をしてくれるかどうか。
家が完成するまでは熱心でも、その後の対応がよくない会社が多々あります。
大きな買い物ですからしっかりとしたところに頼みたいですよね。
依頼先はこれら3つ。依頼先を選ぶときのポイント
私の場合は、知り合いが建築会社の営業マンをしていたので、その人に頼むことにしました。
やはり、知らないところより、知っている人に頼んだ方が安心ですから。
そこの設計士さんも知っている人なので、もう他の会社は探すことさえしませんでした。
子供がまだ小さかったので、いくつもの会社を当たるのはちょっと大変だなと思いましたから。
でも多くの方は知り合いがいないので、自分で探さなけばなりません。
依頼先としては、
「住宅メーカー」「設計事務所」「工務店」あたりかなと思います。
それぞれの特徴を簡単に書いてみます。
住宅メーカー
自社の工場を持っているため、ある程度を工場でつくってしまい現場での作業を減らしています。
棟数も多く手掛けているため、途中での変更もしにくいです。
ある程度決まったものの中から選んで決めるので、打ち合わせに時間が取れないという場合には向いています。
展示場を見て決められるのでイメージがつかみやすいというメリットがあります。
宣伝を大々的にしていたり、工場を持っていたりするため、建築費は高くなりやすいというデメリットがあります。
また営業マンがノルマ達成のために熱心に連絡してきますので、しつこくされるのが嫌な人はうんざりするということもあります。
設計事務所
家づくりにこだわりを持っていて、他とは違うものを求める人、個性を出したい人には向いています。
ただ、設計家との相性が合わないと難しいかもしれません。
作風はあらかじめホームページなどで作品を見ればわかりますが、その建築家の人としての相性は話してみないとわかりません。
また「作品」という考えですから、建て主が住みやすいかどうかというところは二の次となることがあります。
相性が合えば、細かいところまでこだわってくれるのでいい家ができそうです。
金額はもちろん高い設計料がかかります。
工務店
工務店は、一番自由度が高いかもしれません。
建て主の希望通りに作りやすいのが工務店です。宣伝費も住宅メーカーのようにかけていませんので、その分建築費は少し下がるでしょう。
リフォームも手掛けている会社が多いので、建てた後の補修やリフォームなどもお願いすることができたり、住宅メーカーなどのように社員の出入りが少ないので長いお付き合いが可能となります。
宣伝にあまり費用をかけないので、工務店を知ること自体が難しいでしょう。地元に工務店があるかどうか調べてみましょう。
それぞれ一長一短があります。
必ずしも知り合いに頼むことがいいとは限りません。もしかしたらかえって気兼ねして言いたいことも言えない、ということもあるかもしれません。
全くの他人の方がそんな気を遣わなくても良かったりしてラクかもしれません。
自分たちにあうのはどんなところか、よく検討してみてください。
まとめ
とても悩むのが、どこで建てるかということです。
今どきはすぐにスマートフォンやパソコンで探しやすい環境であると思います。
じっくり探すことも大事ですが、時に直感を大切にしてみてもいいのかもしれませんね。
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