工事が始まったら、その間、行ける時はなるべく現場を見た方がいいと思います。
また、打ち合わせに来てもらいたいと現場に呼ばれることもあると思います。
現場を見る時はどのようなところをチェックしたらいいか、私が気を付けたことも併せて書いてみます。
新築の電気の配線で気を付けるポイント
早い段階でチェックすることは、まず電気工事の配線をやる時です。
どこにコンセントがあればいいのか、現場で打ち合わせると思います。
電気図面で、「何が」「どこに」「いくつ」ということは書いてありますが、実際に配線の時に行ってそこで最終確認をします。
配線などは後になればなるほど直すのは大変なので、最初のまだ骨組みの段階で決定すべきことです。
図面上より形になってからの方がなんとなくつかめてくると思いますので、どこにどの家具を置くかな?とか、どこで電化製品を使うかな?ということをよく想像してみてくださいね。
その時の季節だけでなく、違う季節のこともよく思い出して漏れがないようにしてください。
このコンセントの数・位置というのが、後で「こうすればよかった」と思うトップ項目となっています。
私ももちろん!後で思いましたよ。
多分どんなに考えても、誰でもひとつやふたつはコンセントで後悔するものだと思います。
キッチンの後ろのカップボードの方にはトースターやコーヒーメーカーなどのためにつけましたが、キッチンの目の前にも付ければよかったと後で思いました。
後ろのカップボードのカウンターの方で配膳や作業をするからそちらにあればいいだろうと思いましたが、フードプロセッサーやミキサーなど調理中に使うものはキッチンにあった方がよかったなと。
他にもリビングに予定になかった棚を後から置いてコンセントが隠れてしまったり、反対に一度も使わないコンセントがあったり。
キッチンとリビングは数が多めでもいいと思います。たこ足配線にならないようにしてください。
また、一緒に使わない方がいいものもあります。炊飯器と電子レンジなどは一度に使うとブレーカーが落ちてしまうなんてことがあるといけません。
他にもパソコンや勉強をするようなカウンターがあるところでは、コンセントはカウンターの上で使うのか、足元に付けるのか、両方なのか。使うものを考えて決めてくださいね。
スイッチも同じように実際に手をやって位置を確認してくださいね。
ドアがまだついていない段階だけど、ドアの開きがどちらかを確認し陰にならないかチェックしてください。
もし使い勝手が悪い場合は早めに監督さんに言って直してもらってください。
テレビや電話の位置も併せて確認してくださいね。
インターホンや給湯器のリモコンなども高さを確認するべき項目です。
新築工事中のチェックポイント
工事の進行の段階によって見るポイントがそれぞれあります。
先の電気配線は上棟後少し経ってからです。
まだ躯体の段階であれば、断熱材も隙間なくきちんと入っているかどうか確認してください。
排水配管なども間違っていないか確認してください。
合っているかどうか疑問がある場合はその都度、監督さんに聞いてみることをおすすめします。
もう少し進んでからのチェックポイントは、、、
・設備機器は間違いなく取り付けられているか、色は間違ってないか
・建具の位置や開き勝手は間違ってないか、選んだもので合っているか
・階段がついてからは、不自然な感じがなく上り下りできるかどうか
・棚などの取り付けの高さは間違ってないか
・床、壁、天井の仕上げは間違っていないか
・照明器具は注文したもので間違いないか、取り付け位置や高さなどは間違ってないか(階段などは取り付けの高さをよく確認してください)
他にも決めたことと違うところはないかチェックしてください。
我が家は何か所か間違いはありましたが、早めに気づいたので対処するのも難しくなかったようで良かったです。
気付かずに工事がそのまま進んでしまうと、あとで直すのはなかなか大変なことです。
壁や天井はボードが張られる前によく見て欲しいと思います。
ただ、そのような段階だとあまり見慣れていないため素人にはよくわからないかもしれません。
疑問に思った時には大工さんの休憩中などにでも聞いてみると、もしかしたらそれがきっかけでミスに気付くなんてこともあるかもしれません。
まとめ
見学の際は監督さんに声をかけて見せてもらうようにした方がいいかもしれませんね。
きちんとした会社なら、事故防止のため、もしかしたら作業中は見せてくれないかもしれません。
又は、ヘルメットを渡されるかもしれません。
階段がまだついていない時は、はしごで上るようになるので、ケガの無いように気を付けてください。
お子さんがいる人は特に気を付けて!
はしごなど子供は上りたがりますから、心配なら預かってもらえる時に行った方がいいでしょう。
大工さんの邪魔にならないように、作業が終わった後などに見るようにするのがいいのではないかなと思います。
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