確認申請が下り、いよいよ着工となったら、その前にやらなければならないことがあります。
近隣への挨拶と地鎮祭です。
地鎮祭は絶対ではないですが、できるならやった方がいいと思います。
出だしが大事ですからきちんとしておきましょう。
地鎮祭をするかしないかは本人次第です
まず工事の着工に当たって、建築確認が下りてからでないと着工できません。
「建築確認済証」というものが発行されてからになります。
地鎮祭は大安の午前中など、日を見て決めるといいでしょう。
また「さんりんぼう」とカレンダーに書かれた日は地鎮祭はやってはいけないと言われています。
漢字で書くと「三隣亡」。3件隣まで滅ぼすという意味です。
なので、この日に建築や地鎮祭はやるべきではありません。
ご近所の方でこういうことに詳しい人がいれば悪く思われてしまうかもしれません。
業者の方でわかっていることなので言ってもらえると思います。
普通はその地元の神主さんにお願いするのでしょうが、私はいつもお世話になっている神社へ自分で依頼して来ていただきました。
車で1時間のところ、神主さんの送り迎えを身内に頼みました。
これは業者が手配してくれることが一般的です。
地鎮祭をしない人もいるようですね。結構お金もかかることなので。
私はこういったことは気にする方なのでやりました。
その土地が一か所T字路になっていて、車が直進してきたらなんとなく間違えて突っ込みはしないかと気になったこともあったので。
もちろん、新築の時期も神主さんに見てもらって決めました。主人の年回りが良くなかったので少し待って節分明けすぐの時期となりました。
神様…を信じるか信じないか人それぞれのことでしょうが、私は親戚の家でお祓いをせず増築をしてその後病気をしたとか亡くなったとか見てきましたので、することに決めていました。
きっと土地を守ってくださっている神様がお怒りになられたのではないだろうか、と思いました。
本当にこういったことは人それぞれです。
何も気にせずお祓いをしない人でも何も災いがない人もいます。
気持ちの問題なんでしょうね。
気になるならやればいいし、気にしない人はやらなくてもいい。
地鎮祭が終わった後、神主さんから、その土地のちょっと鋭角の部分に槐(えんじゅ)の木を植えなさいと言われました。
初めて聞いた名前の木でした。きへんにおにと書くので、なんともそれらしい木だなと思いました。
(いずれ家が建って外構工事の際には言われたところに槐の木を植えました。)
新築の近隣挨拶はいつがいいのか
地鎮祭と共にやっておかなければならないのが近隣挨拶です。
施工業者の責任者と共に、私は洗剤の詰め合わせを持って、業者はタオルを持って、両隣、後ろ、斜め…6件ほどあいさつに伺いました。
建て替えと違って初めての地域に入っていく立場なので、
「これから工事でご迷惑をおかけするかと思います。引っ越しの時にまた伺います。どうぞよろしくお願いします。」
と丁寧にあいさつして回りました。
分からないことはいろいろ教えてもらう立場です。今後長くお付き合いしていくことになるので、いい関係を築けるよう心を込めて挨拶しました。
挨拶はできれば地鎮祭の日に回っておいた方がいいと思います。地鎮祭をやるということはいい日なので挨拶にもちょうどいいです。
また、地鎮祭は見てわかるので、ご近所の方は知っています。
後日となると、それまでに「なんだ挨拶にも来ないのか」と思われるのも嫌ですね。
先にできるならそれはOKと思います。
時間を作って別の日に行くより、地鎮祭の日はみんな集まっているので、地鎮祭が終わった後に行くのがベストではないかと思います。
あいさつは地鎮祭と違って、必ずやっておいた方がいいと思います。
新築の着工!いよいよです
地鎮祭と近隣挨拶が終わると、いよいよ着工です。
建物の位置を表す地縄張りを行います。
お隣さんとの距離や境界線と建物の関係を確認します。
地鎮祭が終わった後であったり、地鎮祭の時には張ってあったりいろいろです。
人によっては地縄を張ることも工事の着工となるから、神主さんにお祓いをしてもらってからの方がいいという方もいらっしゃいます。
我が家は先に張ってありました。
工事を頼んだ知り合いの業者は車で1時間ほどの遠い会社でした。
私は車で10分のところでしたが、こちらとなかなか都合が合わないこともあるため、先に縄が張ってありました。
地鎮祭後、配置を見て確認しました。
位置だけだと実感も特になく、実際よくわからないものです。
まだ見えて来ないので、特に気になることもなく位置は確認しOKでした。
まとめ
工事が始まると思うと楽しみでもあり、ドキドキでもあります。
また、工事する人たちがケガがないようにとか、近所から苦情が来ないようにとか、いろいろ気になるものでした。
地鎮祭はやってよかったと思います。気持ちの問題ですが、ひとつの区切りとなりました。
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