多くの一般的な人々にとって、一番高い買い物っていったらそれはやはり「家」ではないでしょうか。
夢のマイホームを獲得するため、家づくりで後悔しないようにするために、前もって知っておいたほうがいいことはたくさんあります。
家を建てよう!と思い立った時、まず何から始めればいいのかよくわからないですよね。
多くの人は家づくりは一生に一度のことだから、どう進めていくのか、どこに依頼すればいいのか、いくらぐらいかかるのか、どれだけの期間がかかるのか…といういろいろなことを知りません。
ただ言えることは、いきなり家を建てよう!と思ったわけではなく、チラシやネットや雑誌やテレビなどの何かの媒体で見て、こういう家いいなぁとか、いずれこんな家に住みたいなぁ、というように気になりだした時からなんとなく思い描いていて、その時期が来た時に、「そろそろ家、建てたいね」…というように思うんですね。
そのそろそろ、というのは、結婚して子供が産まれた時や、ある程度頭金にできそうなお金が貯まった時が多いのではないかなと思います。
または、子供が大きくなって夫婦の終の棲家を建てようという年代の人もいることでしょう。
そうですね、家づくりは一生に1度かあっても2度、なのでどう進めていったらいいのかわからないんですね。
私も一度家を建てたことがあります。(私…というかお金を出したのは主人)
その時のことを思い出してこれから家を建てる方に向けていろいろと、失敗談、成功談、こうした方がいいよ…等々お話ししてみようと思います。
家づくりの流れ
まずは家づくりの流れを大まかに説明します。
人により出だしの手順は違ってきます。
土地の有無、注文住宅か建て売りを買うのか、今ある家を解体してそこに家を建てるのか…等々。
ここでは体験談として自分の時のパターンで書いてみます。
・土地…賃貸に住んでいたので土地は持っていない。→土地を探して購入。
・知り合いが建築会社にいたのでそこで。→注文住宅で。
私の場合は、、、
1.土地探し
地元の不動産屋さんに行き、気に入った土地が見つかるまで休みの日ごとに何度も足を運びました。
2.情報収集
自分たちの思い描いている家のイメージを夫婦(家族)で話し合いました。
言葉では難しいので写真を見てイメージをつかみました。
この時、好きなイメージのものは切り抜いておくといいでしょう。プランニングの時に設計士さんに伝えるのに役立ちます。
※本来はこのあたりで平行して依頼先の検討をしていかなければなりません。資料請求をしたり見学会などを開催しているなら行ってみてその会社の雰囲気をつかみます。
私の場合は知り合いに建築会社の人がいたので他を探すことなく頼りました。
3.資金計画
知識があまりなかったので、知人の建築屋さんに頼りました。
今ではインターネットで何でも調べられる時代ですので、事前に調べておおよその検討がつきますね。
地盤調査もしておかなければなりません。調査してみて軟弱地盤の場合は地盤補強をしなければなりません。そのための費用もかかります。
4.打合せ・プラン作成
知人の建築会社の人と話していく中で要望を整理してプランを作ってもらいました。
何度か重ね、希望に近づいていきました。
5.見積り
プランがある程度固まってきたら、次に見積もりを出してもらいました。
わからないところは納得するまで聞きましょう!
※何社か候補がある場合はプランと見積を検討して、依頼先を決定します。
6.建築確認申請
建てようとしている建物が建築基準法に適合しているかどうかの確認を受けるために申請するものです。
「建築確認済証」が発行されてからでないと工事の着手ができません。
依頼先でやってくれるので心配いりません。
7.住宅ローンの申し込み
知人の建築やさんが同行してくれたので安心でした。
8.契約
契約を結びます。ドキドキの瞬間です。
9.着工
近隣へのあいさつをしてまわり、いよいよ着工です。あいさつは工事の責任者の人と一緒にまわりました。
着工の前に「地鎮祭」を行いました。
その後、工事が進んでいき骨組みができることを「上棟」と言います。
「上棟式」は事情によりやりませんでした。
最近では上棟式を省略することが増えてきましたね。
10.完了検査・立ち会い検査
建物が完成すると建築基準法に適合しているかどうかの検査があります。
引き渡し前に竣工検査に立ち会いました。
11.引き渡し
いよいよ引き渡し。鍵を受け取った時は無事に完成してよかったなと嬉しかったことを覚えています。
12.引っ越し
新しい家でワクワクのはずですが、一軒家の引っ越しはかなり大掛かりでくったくたでした。
その後も再度引っ越しのあいさつまわりをしたり、諸々の手続きなどで少しの間忙しい日々が続きました。
それらが終わりほっとひと息着いた頃、自分たちの城を手に入れたんだと実感したことをよく覚えています。
まとめ
これらの流れで夢のマイホームが完成します。
建て替えの人は仮住まいが必要だったり、建売を買う人はもっと早く手に入れることが出来たりとさまざまですのでかかる期間も違ってきます。
これから建てる予定の人は、大きな買い物ですので後悔のない家づくりをしてほしいと思います。
ここでは簡単に流れだけまとめましたが、ひとつひとつ詳しく書いていこうと思いますので読んでいただければ幸いです。
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