和室の木部のうさぎにかじられた部分を補修をすることにして、まずはパテで成形をしました。
初めてのことで、やってみたらなかなか難しかったです。
そして次にいよいよ塗装をします。
うまくいくかどうか分からないのでとても心配です。
木部の補修。パテ処理後の塗装は色合わせが難しい。
まずは買ってきた塗料のどれを使うか、試しにかまぼこ板に塗ってみます。
最初に思っていた通り、水性塗料はべた塗りっぽくなります。(写真の左側2種類)
水性ニスの方が薄い色付きで、必要なら重ね塗りすればいいのでは?と思いました。
板に塗ってみて近づけてみると、ニスが一番自然に見えました。(右側)
ちょっと色は違うけれど、質感はニスの方が合いそうです。
べた塗りの方は2色を混ぜて近い色になったとしても、やっぱりなんだか違う感じです。
できれば塗った感じにしたくないところですが。。。
ここは水性ニスで行こう!
と決めました。
パテを少し取っておいて、板に付けておけばよかったな、と思いました。
同じような状態の見本を作っておけばよかった。
いくらかまぼこ板に試し塗りしてみても、パテの部分がどうなのかが、これでは見れなかったですね。
パテと木の塗料の乗り具合がこれではわかりませんでした。
結局パテ部分は試せないということですね。
ひとまずマスキングテープで塗りたくないところは保護しました。
最初の一歩が嫌だなー、怖いなー、合うかなー、と躊躇してなかなか塗れないのですが、いつまでも考えていても他に塗料もないし、これでやってみるしかないですね。
だめならもう一度やすりがけすればいいんだ、、と思い塗ってみることにしました。
和室と洋室の間の敷居から。
まずは一度塗り。
ニスの上はやっぱりあまり乗らないです。見てわかります。
木の部分はすぐに染み込む感じです。
薄塗りだと、どうしてもパテ部分と木部では色の違いが大きくてダメですね。
木部は色が濃くなります。
しかもパテと木部の際部分がより濃く色づきます。
あまり濃くしたくないけれど、違いがはっきり分かりすぎるのでもう一度塗った方がいいみたいです。
乾燥まで冬は2時間くらいおかなければならないんですね。
2時間ほど空けて触ってみて乾いたようなのでもう一度塗るのですが、最後の上塗りは細目のやすりをかけてからの方が仕上がりがきれいにできると書いてあったので、#400のやすりを軽くかけてみました。
その後、もう一度塗装を。
あまり濃くなると、他の何もしていない部分との違いがわかりすぎるので2度塗りまでにしました。
なんとなくごまかせているでしょうか?う~ん?
他にこちらの柱(実際は戸襖の枠の縦の部分)
ホームセンターの店員さんに教えていただいた、「同じ面は全部塗った方がいい」、というアドバイスに関しては、これを縦に全部塗るのは面倒だというのと、この面を全部やったら今度は上の鴨居までやることになり、そのまま反対側の縦の部分まで…
1周全部やるようになってしまいます。
そうなったら次には他の部分も塗らないとおかしいから和室の木部全部になってきそうで、それはちょっとできないな…と思いました。
そこで、本来は薄めて使わないと書かれている水性ニスを水で薄めて気になるところまで塗り広げてみました。
それでも違いがぼかせないので、今度はニスの筆に水を付けてある程度のところまでぼかすように広げてみました。
乾いてみないとわからないのでドキドキです。
乾いてみると、まぁまぁいい感じにぼかせたようです。ただし、パテ部分は見ればすぐにわかってしまいます。
押入の枠は色が濃いから重ねて塗ってみました。
近くで見るときれいじゃないですね。
他、色が薄い押入の敷居はどうしようか悩んだのですが、ひとまずパテ部分だけ塗ってみました。
ここは塗り広げない方がいいかなと思ったので。
あれ?全然色が違い過ぎる…
この押入の敷居3か所は、やはりパテの部分だけ塗ってはみたものの色が違い過ぎるのでとても目立ちます。
ここは水性塗料の2色を混ぜたものをニスの上から薄く塗ってみました。
そうしたら!
近い色で塗れたからなのでしょうか…塗ったところをよく見ないと分からないくらいです。
ここはかなりよくなったと思います。
全体を見て、あまりきれいに塗れなかったなと思いつつ、初めてで素人がやったことだからこんなものかな、とも思います。
確かにパテ補修部分の塗装は難しい。
経験がものを言うレベルのものなのかなと思います。
まぁ、離れて見たらOKです(OK?!)
まとめ
塗装は、言われている通り、難しかったです。
思うようにできませんでした。
もっと試し塗りなど、事前の準備が必要だったかなと思います。
パテでの成形の段階からもう少し準備した方が良かったようです。
残っているところがあるので、今回よりは上手にできるようにしたいです。
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