襖紙の張り替えに初めて挑戦してみました。
取り掛かるまでは、やったことがないし自分にもできるのかなと不安でした。
失敗したくない気持ちもありましたし、ただ億劫だなという気持ちもありました。
でもそんな心配は全然いりませんでした。
アイロンで貼るタイプの、簡単で失敗の少ないやり方でやりました。
完成後の出来栄え
完成して襖を押入に戻してみました。
近づくとカッターの切り口がきれいでなかったり、下地が平らでない部分は浮いてしまっていたり。
でも離れて「自然に」見れば、まったく気になりません。
少し気になるところがあったとしても、それは素人の自分がやったことだし、と捉えることができます。
また、自分で貼ることができたとなると愛着が湧き嬉しいものです。
張り替え自体は成功だと思います。
ただ、3枚引き戸の1枚ですが、1枚だけ白すぎて色が違ってしまいました。
端に持って行こうと思いますが、1枚やってわかったので他の2枚も貼り直してもいいかもしれません。
やってみてわかったこと、上手に貼るためのコツ、気を付けた方がいいこと
やってみての感想
時間にして2時間ほどで完成しましたが、その時思ったことは、腰が痛い…ということでした。
若ければそんなことはないのでしょうが。。。
アイロンをかける時に遠い方へ手を伸ばした時や、襖の横へ座りカッターで切る時など、態勢が不自然になるのでどうしても腰に来ます。
大きなテーブルの上などに襖を置いて作業出来れば、また違うのかもしれません。
上手に貼るためのコツ
アイロンはゆっくり動かすようにするときれいに仕上がります。
途中、よれて来そうになったら、そのまま進まず、多少内側から外側へ向けて、空気を外へ出すような感じでアイロンをかけるとシワになりません。
気を付けた方がいいこと
最初、畳の上で作業しましたが、アイロンをかける段階では、畳じゃなく硬い平らな床の上でやった方が歪みがなく失敗しません。
私も、途中からフローリングの方へ移動しました。
畳は柔らかいので、自分が座っているところはほんの少し下がるでしょうから平らじゃなくなります。歪まないように作業の場所は気を付けた方がいいと思います。
マスキングテープは店頭で色の違うものが何種類かありました。
その時はよくわからず黄色いテープを手に取りました。
襖の枠に貼ったわけですが、剥がす時に枠の表面も剥がれたようでざらついてしまった部分がありました。
粘着が強かったのかな…そういえば、色の違うマスキングテープが売っていたな…と思い出し、調べてみたら用途別で色が違うようでした。
売り場にちゃんと書いてあったような気もしますが、その時は、マスキングテープならどれでも大差ないだろうと思い、見てわかりやすい黄色を選んでしまいました。
ダメなわけではないと思います。
うちの襖が古いから剥げてしまったのかもしれません。
ちなみに黄色は自動車塗装用ということでした。
建築塗装用は白が一般的だということですが、ただ、熱には強くないようなので、結果的には建築塗装用を選ばなくてよかったようです。
マスキングテープにはたくさんの種類があるということなので、何に貼るのか、また、温度などにも気を付けて選ぶことが大事だということを知りました。
自分でできない場合、業者に頼むなら…
DIYの中でも、このアイロンで貼るタイプの襖の張り替えならハードルが低いと思いますが、それでもきれいに仕上げたい人や時間がなくて出来ない人、自信がない人…等はプロに頼むということもありますよね。
業者に頼むとしたら、大体1枚3~4千円くらいが相場です。
普通の襖の上の小さい襖…天袋と言いますが、こちらはもっと安いです。
最近はネットでもっと安くありますが、よく知らないところで頼むより、知っている業者や地元の畳屋さんや工務店などに声をかけてみるといいかもしれません。
地元に根付いた会社は評判が落ちるのを恐れるため、いい加減なことはしません。
納期は2~4日くらい取っておいた方がいいでしょう。
大体、朝引き取りに来てくれますが、雨の場合は変更になる可能性があります。納品の時もそうです。
また、暮れは依頼する人が増えるので混んでいると思います。
余裕を持って頼むようにしましょう!
まとめ
襖の張り替えは思っているよりも難しくなく自分でできてしまうものです。
やり方もいろいろありますが、初心者向きのアイロンで貼るタイプなら、失敗も少なくおすすめです!
コメント