長く伸ばした髪を娘がヘアドネーションすると言うので、人の役に立つことはいいことだと思い
さっそくどのようにしたらいいのか調べてみることにしました。
ヘアドネーションって初めての場合は、必要な長さや送り方などわからないことが多いですよね。
実際にヘアドネーションしてみたので、美容院でのカットから、団体への送り方、受領証が届くまでの
一連の流れを書き記してみますので、これからやってみたい!という方のご参考になれば幸いです
ヘアドネーションの長さはどこからどこまで測る?
知り合いから聞いていたので「31cm以上必要」ということは知っていました。
ではどこからどこまでを測って31cm以上あればいいのでしょうか。
カットするのに多少は多めで考えておかないと、もしもの時にせっかく長く伸ばしたのに条件を満たせなかった、
なんてことにはなりたくないので、きちんと調べて、余裕を持って臨むようにしました。
切った後の髪型もあまり短くしたくないということもありましたので。
髪の毛は長くなってくると、どうしても切れ毛や、伸び方に差が出てくるので不揃いの長さになりがちですね。
長いところと短いところが出てくるので一体どの部分で測ればいいのかがわかりにくいところです。
今回送ろうと思っている団体は、「NPO法人 JHD&C」という有名なところです。
そのサイトで調べてみると、切り口から毛先までの一番長いところで31cm以上あれば大丈夫ということです。
短い毛が入っていても、美容師さんの練習用のカットマネキンや、ヘアケア剤の研究用に使われるそうです。
ということなので、いろいろな方面で役に立つことができ、送る側としてもうれしいことですね。
毛先から測ってみて、31㎝の部分でも肩まで残るくらい伸ばしたので、ようやく実行に移すことにしました!
腰のあたりまで伸びました!
後になって知ったのですが、団体によっては15cmあればOKなところもあるようです。
ただ、せっかく長く伸ばしたので、今回は31cm以上の寄付を。
次回からは15cmの寄付でもいいですね。
ヘアドネーションする美容院はどこでもいいの?
いつもの行きつけの美容院に問い合わせしてみると、切るだけならOKという回答。
以前、知り合いに聞いた時に送付まで代行してくれる美容院もあると聞いたのですが、今は自分で送る送付方法に統一されているそうです。
それなら慣れているいつもの美容院でカットしてもらえばいいね、ということに。
ヘアドネーションのことを知っている美容師さんならわかっているとは思いますが、カットの際の注意事項のひとつ
「カットする前に髪を濡らさない」、という大事なポイントを忘れずに。
一応ヘアドネーションの方法が書かれた紙をプリントアウトして持って行ったのですが、カットだけならできますよ、ということだったので渡さなかったようです。
できれば念のため読んでもらってからの方がいいですね。
サイトで見た画像などでは、6束くらいに分けているものが多かったのですが、娘は4束だったようです。
カットした切り口が不揃いだったのでもう少し小分けにしてもよかったのではないかと思いました。
そして、4束だったのに渡されて持って帰って来たものはなぜか3束になっていました。
美容師さんがまとめたのでしょうか?何故だかわかりませんが(^^;
そして持ってみると、ちょっとゴムが緩め。
しっかり留めるためにも一束の毛量を少なくして、ゴムをしっかり留めるようにしないと、送る途中でバラバラにならないかちょっと心配です。
切った髪を持ち帰る時のビニール袋は美容院側で用意してくれることもあるかと思いますが、念のため自分で持って行った方がいいでしょう。パラパラ落ちないようにジップロックなどとじれる袋がいいと思います。
このくらいの長さで約35cm取れ、カット後のヘアスタイル(長さ)はこんな感じになりました。
ヘアドネーションの送り方は?品名はどうすればいい?
送り方は、今回送る団体「JHD&C」のサイトに書いてあります。動画で説明されていてわかりやすいのでぜひ見てみてください。
ここでは簡単に説明させていただきますね。
●用意するもの
・カットした髪の毛
・ドナーシート
・受領証用の返信封筒
この3点を追跡機能のある封筒(レターパックライトがおすすめ。370円です。)に入れて送ります。
まず、髪の毛はジップロックなどの封筒に入れますが、入れて半分に折るだけで、きちんと封をしなくてもいいとのことです。
ひとり分でまとめてゴムのところでもう一度ひとつにゴムでまとめて留めます。
ドナーシートとは、髪の毛のコンディションを確認するための用紙でサイトからプリントアウトできます。
記入する内容はそんなに難しくありません。
そして、受領証用の封筒は受領証が欲しい人だけです。届いたという証明のために欲しいと思い用意しました。
サイズは長形3号タイプの封筒が推奨されています。A4用紙が3つ折りで入るサイズの封筒です。
なければ一回り小さい長形4号の封筒でも大丈夫です。こちらはB5用紙を3つ折りして入るサイズの封筒です。
送り先(自分)を表面に。名前のあとに「行き」などと書かず最初から「様」をつけて。
裏には差出人(JHD&C)を記入します。
切手をあらかじめ貼ります。84円切手ですね!
そしてレターパックライトの宛名など書きます。
そこでひとつ疑問に思いがちなところ、「品名はどうするか」です。
「髪の毛」って書くのに抵抗がある人がいると思います。
レターパックライトならポストに投函できるので気にならなければ大丈夫ですが、宅急便などの場合には、
対応してくれた人に「えっ?!」って思われたくないと思いますので、そんな時は「ヘアピース」と書くといいそうです。
レターパックライトの場合、最後に追跡番号のシールをはがして保管しておきましょう。
そしてポスト投函すれば完了です。
あとは受領証を待つだけです。
結構待つようですね。
↓
記事をUPするのにモタモタしていたら、投函から8日後に返信用封筒が届きました!
1ヶ月くらい待つのかと思っていたのでびっくりしました。
今は混んでいないということなのでしょうか。
こちらが届きました~!
文などは何もなく、この1枚だけが入っていました(^^;
まとめ
ヘアドネーションを初めてやる方のために、実際に送るまでの流れをまとめてみました。
注意することは、
カットの時
・濡らさない
・なるべくひとつひとつの毛量を少なめにして束ねる
・ゴムはしっかり留める
送る時
・返信用封筒の書き方に注意する。切手をあらかじめ貼る
・髪の毛はひとり分だけをまとめる
このような感じでしょうか。
少しでも頭髪に悩む子供たちのお役に立つことができれば、送る側も嬉しいことです。
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