アルミホイルの真ん中が白いけど使える?酸化?それとも湿気?

生活

買って来たアルミホイルを引っ張り出してみてびっくりしました!

いつもと違うし、こんな状態のものは見たことないので、これってなんだ?って最初はよくわかりませんでした。

クレームということではなく、純粋に疑問に思ったのでお客様相談室に問い合わせてみることにしました。

アルミホイルの真ん中が白いけど使える?

状態は、両端から5㎝くらいは問題ないけれど、中心部分は白くツヤがない状態になっていて、引っ張ると重く、
くっついてしまっているような感じでした。

1mくらいまで引っ張り出してみましたが、これはまだまだ続くなと思ったので引っ張り出すのを途中で一旦やめました。

そして、思い切って、三菱アルミニウム株式会社のお客様相談室、というところにメールで問い合わせをしてみました。
(ググってみればよかったのですが、きちんと会社のお客様窓口から聞きたいなと思ったので)

いつもならインターネットで調べ物をするのに、この時は何故か「こんな状態なのは稀なことだろう」と勝手に思い込んで調べることをしなかったんですね。

メールの最初は、状態を言葉で表現し、これはこのまま使っても問題ないのか、という質問だけしました。

そうしたら情報が少なかったようで、画像と、バーコードの数字と、ロット番号住所を送ってくださいと来ました。

付け加えて、代品を送るので、購入日購入店本数を連絡くださいとありました。

まずは、画像とバーコードの数字とロット番号と住所、本数を返信しました。


「MITSUBISHI FOIL」と書かれた下に黒字で印字されているのがロット番号です。

購入日と購入店については、はっきりと覚えていなかったので、正直にそう伝えました。

そして新しいものが欲しかったわけではないので、住所は書かなくてもいいかなと思いましたが、
問い合わせの記録として伝えるべきなんだろうと思い住所も書きました。

代品は必要ないということを伝えましたが、送ってくださることがメールに書かれていました。

そして回答で、アルミ箔の変色(腐食)だということがわかりました。

害があるわけではないから使えるということですが、変色していないものを使ってくださいということで、
ご丁寧に別の新しいアルミホイルとフライパン用魚焼きホイルを送ってきてくださいました。

そこに同封されていた手紙に詳しいことが書かれていました。

アルミホイルの酸化なのか?

説明を読んでみると、アルミホイルが酸化した変色で「アルミニウムの腐食」ということです。

アルミニウムって腐食するんですね、知りませんでした。

詳しく書かれていたのでここに掲載してみます。

「アルミニウムの腐食は、気温、湿度などの急激な変化によって、アルミニウムの巻面から中央部に毛細管現象で侵入していきます。

温度差がなくなると、巻き側面の端から乾燥していきます。

アルミホイル中央部分まで侵入した水分は、乾燥しにくくいつまでも湿気がこもり、酸化していきます。

輸送途中、流通段階、または、店頭等で長期間保管された時に発生することが多くなっていますが、環境次第では、

数日間で腐食の発生もございます。」

ということなんですね。

だから購入場所や購入店などまで詳しく聞かれたんですね。

アルミホイルの湿気でこうなった?

結局は温度差でできた湿気が残り、酸化するということのようです。

「このような腐食発生を減らす為に、輸送・流通時の品質管理を徹底いたします。」

と書かれていましたが、温度の急激な変化ということなので、季節によってはなかなか難しそうですね。

店舗での管理体制にもよると思いますが、保管場所が倉庫などの場合だいぶ室温が低いでしょうから。

とはいえ、一番知りたかったこと。

「腐食したアルミニウムの酸化アルミは、人体に害はございませんのでご安心ください」

ときちんと書かれていましたので、安心しました。

メールでのやり取りの中では、

「アルミホイルに害はございませんが、なるべく変色していない製品をお使いいただきたく存じます。」とも書かれていました。

メールでも代品に添えられてきた文書でも、とても丁寧に対応してくださり好印象でした。

ということなら、直接食べ物に使わなくても、他の用途で使おうかなと思いました。

例えば

・IHクッキングヒーターのお手入れ時に、アルミホイルをまるめたものにクレンザーをつけて汚れを落とす

・切れにくくなったハサミでホイルを切って研ぐ

・食品の冷凍時に、ラップで包んだ後にアルミホイルで包んで冷凍する。

・排水溝のぬめり防止に丸めて入れておく

など、取っておいても時々は使い道がありそうです。

まとめ

アルミホイルの変色は、輸送、流通時の品質管理により起こることがあるようですが、
これは仕方がないことかもしれません。

ただ、品質自体、人体に害はないようなので、深く気にすることはないようです。

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