暖房器具の中でもよく使われている石油ファンヒーター。
すぐ暖かくなり、その暖かさも満足の暖房器具です。
でもたまに、点かない、音やにおいがいつもと違う気がする、そんな違和感があることってありませんか?
そんな時はどうしたらいいでしょうか。
石油ファンヒーターがつかない原因は?
石油ファンヒーターは火が点く暖房器具なので、ちゃんとつかないと火災などが心配になりますね。
私も以前、急につかなくなって困ったことがありました。
実家で使っていないものをもらってきたのですが、何年も前のものなので取扱説明書はどこにやってしまったのか見つからないと。。
その時に母が、水が入っちゃったんじゃないの?と言うのでタンクを出して見てみました。
すると、水があるかどうかよくわからないくらいにホコリやゴミがたまっていました。
普段あまり気にせず使っていて、お手入れをしたことがほとんどなかったんですね。
油フィルター部分は取り外せるので、外してティッシュでゴミなど取りきれいにしました。
そうしたら点くようになりましたよ。
また別の時、同じようにつかないことがありましたが、その時はどうやら様子が違うようでした。
ひとまず、どこかおかしいところがないかどうか見てみました。
見てみて気付いたところは本体後ろのファンフィルターです。
最初見た時、きれいにびっしりとほこりが付いていたので、ほこりだと気付かないほどでした。
ほこりでふさがれて空気が入らなくなり燃焼しなかったようです。
掃除機では取り切れないですね。ちょっとまだ汚い写真ですみません。。。
日頃の掃除によりこのようなことは起きなくなりました。
もうかれこれ15年くらい使っていますが問題ありません。
石油ファンヒーターの掃除方法
問題なく使えるように日頃のお掃除が大事ですね。
私がやっていることは、掃除機をかけたついでに、ファンヒーターの後ろのほこりを掃除機で吸って、
給油の時にタンクを出したついでに油フィルターを見て確認するくらいです。
時々は本体後ろのファンフィルターを外して水洗いをしたり、その内部のほこりを掃除機で吸い取ります。
誤った使い方で危険なこともあります。
一度自分の不注意で怖い思いをしたことが。。。
先ほどの、本体後ろのフィルター部分の吸い込み口のうしろをあまり空けておかなかったことがあります。
窓際のカーテンの近くに置いてあったので、カーテンが吸い寄せられてフィルターの部分にピターッとくっついてしまったようでした。
ホコリで空気が入って来ないのと同じような状態でした。
別の部屋に行っていて止まるところは見てなくて気づかなかったのですが、戻ってみたらちょっと焦げ臭いようなにおいがして、カーテンが吸い寄せられたんだということがわかりました。
それで止まったのか!と後から気付きました。
カーテンは問題ありませんでしたが、焦げ臭いってとても危ないことです。
火事でも出したら、灯油が入ってるのだから大変危険です。
今使っているファンヒーターは、スペーサーという部品によりファンフィルターにカーテンなどがペタッとつかないようになっています。
先ほどの本体裏側の写真に写っていますね。細い横棒は付いていますがそれのことですね。
これなら大丈夫そうですね。
石油ファンヒーターのメンテナンスは?
普段のお掃除は先に書きましたが、シーズンの終わりにはどのようにしたらいいでしょうか。
次に使うのは約1年後なので灯油は入れっぱなしにしないことです。
古くなると故障の原因になり兼ねません。
私はいつも最後は中身がなくなるまで点けて空にします。
というかもし灯油を取り出しても、それをどうしたらいいか処分に困るので、だったら使い切ってしまおうと。
毎年ポリタンクにも残しません。
シーズンの初めにはいつも新しい灯油を買います。
なかなかちょうどよく終わらせられない…と思うかもしれませんが、そんな時は、、、
次に買ったら使い切れないだろう、と思うなら、買わずにエアコンやこたつなど他の暖房機器で間に合わせます。
上手に複数を使って春まで過ごします。
うちはマンションなのですが、ベランダが南側にしかなく、灯油の劣化が気になるので、いつもこのようにしています。
また、残したまましまうのも嫌ですし。
しまう納戸もないので押入にしまっていますが、なんとなく灯油が残ったまま押入に入れることが嫌でして。。
そして掃除は普段より念入りに。
後ろのフィルターは外して水洗いして、吸気口と吹き出し口は掃除機でほこりを取ります。
タンクの下のフィルターは灯油で洗ってごみを落とすらしいのですが、灯油で洗うというのがなんだか面倒なので私はごみを取るだけしかしていません。
まとめ
石油ファンヒーターはすぐに暖かくなり、とても重宝する暖房器具ですが、メンテナンスを怠ると止まってしまったり点かなかったりと不具合が起きます。
日頃の簡単なお手入れや掃除によっては長く使うことができるので、メンテナンスをすることが大事です。
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