♪柱の傷はおととしの五月五日の背くらべ、ちまき食べ食べ兄さんが測ってくれた背の丈~♪
皆さんこの歌は知っていると思いますが、果たしてこどもの日にちまきを食べているでしょうか?
私は大人になってから知りましたが、関東と関西では全く違うようです。
いったいどのように違うのでしょうか。
こどもの日にちまきを食べるのは関西だけ?
関西出身のママ友と話しをしていた時に、「こどもの日には、ちまきを食べる」と聞きました。
確かに「せいくらべ」の歌の中には、ちまき食べ食べ、とありますが、そういえば、今までこどもの日にちまきを食べたことは一度もなかったですね。
話しの続きで、今度のこどもの日には作ってみようかなと材料などについて話していたら、どうも話がかみ合わず…
私が言っていたのは中華ちまきのことでした。
そこで初めてこの歌に出てくる「ちまき」の存在のことを知りました。
と言っても、関東ではほぼ見ることがありませんので最初はどのようなものか話だけではわかりませんでした。
笹に包まれた長細い甘いお餅…のことのようです。
見たこともなければ食べたこともないですから。もちろん関東では売ってません。
多くの関東の方はほぼ知らないと思います!
関東では「かしわもち」を食べますね。これが一般的です。
ヨモギのお餅にはつぶあん、白いお餅にはこしあん、たまに見かけるピンクのお餅には味噌あんが入っています。
本当にこのことには驚きました!
ちまき食べ食べ~って歌っているのに(中華)ちまきをこどもの日に食べないよなぁ~なんて思ってたのですから!
食べてみたい場合はネット通販で購入か、関西に知り合いがいればお願いして分けていただくしかなさそうですね。
のちに東北の人に聞いたところによると、山形ではちまきに似ている「笹巻き」というお餅を食べるそうです。
中身は少し違って黒蜜ときなこをつけて食べるんだそうです。
こどもの日のお祝いの食事はどのようなものにする?
ところで、こどもの日のお祝いの食事はどのようなメニューがいいでしょうか。
もちろん先ほどの、関東ではかしわもちを、関西ではちまきをいただきましょう!
この他に、お祝いにふさわしそうなものとしては、、、
お赤飯やちらし寿司。
これは思いつきますよね。
鯛の尾頭付きなどは、自分で用意するのは大変なので予約しておけばいいでしょう。
5月頃が旬のものでおめでたい意味のある、筍や初鰹が手に入ればメニューに取り入れてみましょう。
筍はまっすぐに伸びるという特徴があります。
かつおは勝男とかけて、縁起がいいですね。
他に出世魚と呼ばれているブリを使ってもいいでしょう。
子供が好きなケーキもお祝いなので用意すると喜んでくれそうです。
ロールケーキにこいのぼりのデコレーションをしたものや、丸い形のケーキに兜の飾りつけがしてあるものなどこどもの日近くになると販売されます。
ここまで献立のことを書いてきましたが、こどもの日はゴールデンウィーク中なのでもしかしたら、お出かけ中の方もいらっしゃいますよね。
となると、子供が小さいうちはきちんと用意もしてあげられますが、そのうち手抜き(?)するようになってしまうかもです。
お母さんもゴールデンウィークの最後なので楽したい、ということもありますよね。
かしわもちぐらいは買ってきますが、正直なところ外食のご家庭が多いのかなと思います。
本来、こどもの日は、
「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」
ということです。
最後の部分「母に感謝する」ということですから、お母さんをいたわってOKということでしょう^^
こどもの日に入る菖蒲湯のやり方って?
他にこどもの日と言えば、「菖蒲湯」ですね。
冬至のゆず湯と違って、ちょっと忘れがちですが、スーパーなどでは季節になると見かけます。
菖蒲湯ってどうすればいいの?という方もいらっしゃると思います。
とても簡単!
買ってきた菖蒲の葉を浴槽に入れるだけでいいんです。
菖蒲は香りが強く厄除け効果があると言われています。
菖蒲湯に入れば血行がよくなり、皮膚がなめらかになるそうです。
ちょうどゴールデンウィークということなので、出かけたついでに銭湯にいけば菖蒲湯にしているところが多いでしょうから、菖蒲湯に入れて、なおかつレジャーとしても楽しめていいですね!
まとめ
ゴールデンウィーク中の行事なので、出かけてしまうことも多く、きちんとお祝いをすることも少ないかもしれませんが、子供たちが元気に楽しく遊べればそれでいいのではないかなと思います。
ちまきかかしわもちは、ぜひ忘れずに食べてくださいね!
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