梅雨の雨降りの日は、足元が濡れて、出かけるのが憂鬱になりますね。
朝から降っていればあらかじめレインブーツを履いていったり替えの靴下を持って行ったりと対策ができます。
でもついうっかり何の準備もしていない時に降られて、足元がびしょびしょになってしまった、ということも。
濡れた靴はどうしたらいいか考えてみました。
靴の乾燥の方法は?
放っておいても梅雨時期は湿気が多いし天気も悪いので乾きは遅いです。
乾きが遅いと靴の中で雑菌が増え、においの元になったりカビの原因になったりと、そのままにしておくのはあまり良いとはいえません。
早く乾かすには、よく知られているのでやっている方も多いかもしれませんが、新聞紙を丸めて靴の中に入れる方法です。
結構しっかり丸めて靴の先の方へ押し込んでみてください。
途中で様子を見て、新聞紙がしんなりしていたら替え時なので、新しい新聞紙に交換してください。
その際、外側もくるむようにしてくださいね。
何度かやっているとだいぶ乾いてきます。
夜寝る前にもう一度新しくすれば朝には履けるくらいに乾いているはずです。
でも次の日はできれば休ませて違う靴を履いていってくださいね。
靴は何足か(2~3足くらい)を用意してローテーションで履いてくださいね。
別の方法では、洗濯機の脱水を使う方法があります。
タオルで靴をくるみ、洗濯ネットに入れて、脱水します。
これはもちろんズック靴やスニーカーなどの布製の靴での話しです、革靴などは出来ないです。
学校で履く上履きなどは毎週末ごとに持って帰ってくると思いますので、梅雨時期は困ることが多そうですからこの方法で素早くですね。
そして干すときは外に干すと思いますが、その時に気を付けた方がいいことがあります。
色の濃いスニーカーなどは直射日光では色あせの心配がありますので気を付けてください。
私は紺色のスニーカーを早く乾かしたくて、晴れの日にベランダに一日置いておいたら色がだいぶ落ちて、かっこ悪くて履けないくらいになってしまい、処分したことがあります。
濃い色で色落ちしそうなら陰干しにした方がいいです。
風通しのいいところで干すようにしてください。
それから干すときはかかとを上にして干してくださいね。
逆だと思っている方が多いと思いますが、空気は上に向かって蒸発しますので、逆だとつま先がなかなか乾かないということになります。
梅雨の時期は天気が悪いので、外に干せないよ、という時には(多分そうなりますよね)ドライヤーの冷風や扇風機で、乾かす方法があります。
風に当てるといいのですが、ドライヤーの温風は生地以外のゴムの部分が傷む場合がありますので気を付けてください。
他に、あれば使ってほしいのが、布団乾燥機です。先をラップの芯などで二つに分けて左右両方をいっぺんに乾かします。
除湿機もあれば使えますよ。
部屋の湿気も取れて一石二鳥ですね。
靴乾燥機があるならもちろん使わない手はありませんね。
靴が雨の日に臭い場合の対策は?
雨で濡れた靴はくさくなりますよね。
湿度が高いせいでしっかり乾かないから仕方ないのかもしれませんが、くさいのは嫌です。
靴の中は蒸れて、菌が発生するのにちょうどいい温度になります。
雑菌を減らすためには、足の爪を切ってきれいにしておくことがまず大事です。
足の爪にたまった雑菌のせいで靴が臭くなっているということが考えられます。
そんな時は除菌消臭スプレーをするのが手っ取り早くおすすめです。
スプレーをして、新聞紙を丸めて靴の中に入れたりして乾燥させます。
洗えばにおいも消えるかというと、ただの水洗いだけでは雑菌は減らせません。
においを取るなら、おすすめは酸素系漂白剤を使う方法です。
酸素系漂白剤で私が使っているのは、オキシクリーンです。
色付きのスニーカーでも酸素系の漂白剤は色落ちしないので安心して使えます。
バケツに熱めのお湯を用意し、そこにオキシクリーンを溶かしよく混ぜ、そこへ靴を入れて数時間浸け置きします。
後はよくすすぎ、脱水して乾かします。
きれいにもなるし、雑菌も減らせます。
靴の防水の方法は?
靴が濡れてみて、乾かすのは結構面倒だなと思ったのではないでしょうか。
とりあえず濡れた靴を乾かしている間に、他の靴を履くと思いますが、また濡れるのは嫌ですよね。
となれば、先に予防しておきたいと思うことでしょう。
真っ先に思いつくのは防水スプレーです。
靴だけでなく傘やレインコートにもスプレーするのに使いますね。
防水スプレーはつま先など縫い目のところに重点的にスプレーしてください。
できれば靴の裏側にもスプレーするといいと聞いたことがあります。
スプレーはできれば換気のいいところで…屋外などでかけた方がいいと思います。
話しは防水から反れますが、
朝から雨が降っていればもちろんレインブーツや長靴を履いていけばいいと思いますが、帰りに降り出したということでしたら、シューズカバーがおすすめです。
携帯できるのでバッグに入れておくと急な雨でも困りません。
黒が多いですが透明のものもあります。値段も1000円しないものもあります。
ひとつ用意しておくといいかもしれません。
靴箱の中の靴はたまに風通しのいいところで日干しするといいでしょう。
その時全部靴箱の靴を出して空になったら、除菌シートで拭くなどしてから扉を開けておき乾燥させてください。
梅雨に入る前に一度しておくといいでしょう。
その後靴箱に収納するなら、上の段の方が乾燥するので大事な靴や革靴などは上段へ、レインブーツなどは下の方へ収納してください。
履いた靴は下駄箱にすぐに入れない、ということも覚えておくといいと思いますよ。
まとめ
梅雨時期は生活の中で気を付けた方がいいことがたくさんあります。靴の場合もそうですね。
イヤな季節を少しでも快適にできるよう、靴の乾かし方について書いてみました。
お役に立ててもらえたら幸いです。
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