コンタクトレンズをハードからソフトへ作り変えるために眼科に行きました。
眼科に行って検眼してみたら、急に片目の視力がガクンと低下していました。
思い当たることもないのでどうしたのだろうと不思議に思いました。
コンタクトレンズをハードからソフトに変えてみました
バセドウ眼症の疑いで、久しぶりに眼科に行くことになりました。
バセドウ眼症の場合は神経眼科ですが、どんな科でも最初は検眼しますよね。
元々近視なので裸眼で0.0…いくつくらいの視力でした。
測ってみると確かにこれまでと同じように悪い視力でしたが、普段使っているハードコンタクトレンズをしたままはかると、右だけガクンと落ち、左は今までと変わらずでした。
裸眼では変わらないのにコンタクトレンズをすると右だけ悪くなる…?
コンタクトレンズをして片方の目ずつで見てみると、左は今まで通り遠くまで見えているけど、右目はぼやーっとしてよく見えません。
近くを見てみるとその逆で、右目がよく見えて、左目はよく見えません。
なんでなのかはわからないけれど、コンタクトレンズの度が合わなくなったということはわかりました。
ただ、この時はバセドウ眼症で神経眼科にかかっていたので、後日、コンタクトレンズでいつもお世話になっている眼科へ行ってみることにしました。
そこでも同じように検眼をしてみると、やはり同じような結果でした。
一体どういうことだろう??
と、コンタクトレンズの担当の方に経緯を話して検査してもらったら、、、
「とても上手に順応してますね!」と言われました。
???
説明なしには意味がわからなかったのですが、どうやら老眼が始まってきたらしいです。
順応してきたというのは、、、
もともと近眼でコンタクトをしているので、左目はいつも通り遠くを見るため、そして、右目は近くの物を見るため、と無意識に調節してしまったのだということです。
なのでコンタクトをしての視力が変わったのだと。
全く意識もしていないし、右目で近くの物を見ようともしていないのだけれど。。。
勝手にそうしてしまった、って人間てすごいんですね!
老眼がショックというより、この順応に驚き感心してしまいました。
そして解決方法は3つあるそうで。。
①遠くを見るようにコンタクトを作って、近くの物を見る時は老眼鏡をかける。
②遠近両用のコンタクトレンズを作る。
③このまま同じように左目で遠くを見て、右目で近くを見るように作ってしまう。
勧められたのは遠近両用のコンタクトレンズでしたので、そうすることにしました。
②番に決定!
①は、老眼鏡をかけるのがちょっと面倒くさいですよね。コンタクトして眼鏡もっていうのが嫌でした。
③は、今までと同じように違和感なく使えるのではないかなと思いましたが、なんだか目が疲れそうだなと思いました。
そうなると勧められた②が妥当かな、という結論です。
前から不思議に思っていたのが、遠近両用のコンタクトレンズってどうなっているんだろう?ということ。
メガネはレンズの場所で度を変えて作ってあるんだそうです。
コンタクトレンズは遠く、近く、その中間くらいの度が入っていて、ものを見る時に目が勝手にピントを合わせているんだそうです。
これもまたすごいことだなと思いました。
遠近両用のソフトコンタクトレンズ2週間用3ヶ月分を購入しました。
普通のレンズより倍くらいの値段がしましたが、仕方ないですね。
コンタクトレンズの装着感を比較してみました
ソフトコンタクトレンズの着け方、外し方が慣れていなくて時間がかかりました。
着け方はそれほど変わりはありませんが、ソフトはレンズが大きい分大きな目を開けなければならず、目の小っちゃい私は上まぶたと下まぶたを指で大きく引っ張らなければなりません。
外し方は、ハードは目尻を横に引っ張ってレンズを挟んで取る、という方法で慣れるまでちょっと難しいです。
ソフトは親指と人差し指でつまんで外すんですね。これが最初は怖くて、なかなかできませんでした。
見え方は…これはハードとかソフトとかの違いではないですね。
新しく作った遠近両用のソフトコンタクトレンズは、ピントが合うまでに時間がかかります。
近くと遠くを一瞬目線を切り替えた時にすぐに見えません。
便利なようで、これはちょっとマイナス要素でした。
仕事中や車の運転で、不便を感じるようでは良いとは言えませんね。
今までの、無意識にピントを合わせていた方法が実はベストだったのかもしれない、と気付きました。
コンタクトレンズの種類と特徴
今までハードコンタクトレンズを30年使ってきました。
私にとって、もうなくてはならない物です。
今回ソフトコンタクトレンズにしたのには訳があります。
軽めのバセドウ眼症になり、まぶたが気になるのなら、コンタクトレンズをハードからソフトにしてみるのも一つの手かもしれない、とお医者様に言われたから、、という経緯です。
詳しくはこちらをどうぞ
バセドウ眼症の症状が出たかも?瞼が腫れました。予防方法は?
ハードコンタクトレンズの長所は
・お手入れが楽です。水洗いできちゃいます。
・目にトラブルがあった時にすぐに気づくことができます。なのでお医者様はハードを勧めます。
お医者様曰く、ソフトは着け心地がいい分、目のトラブルに気づきにくく、装着し続けてしまうんだそうです。
ハードコンタクトレンズの短所は
・乾くとポロっと落ちてしまうことがあります。
・ゴミが入ったりするととても痛い。
・ずれてしまうことが時々あります。
ソフトコンタクトレンズの長所は
・痛くなることがほとんどない。
・着け心地が軽い。最初のうちは目が喜んでるなぁ~という感じ♪
ソフトコンタクトレンズの短所は
・2週間用なので、最初の頃は着け心地がいいけれど、だんだん乾燥が気になり、頻繁に目薬を差さないとひりひりする感じがしてくる。
ハードレンズはガラスなので、眼とレンズの間に涙がとどまることができるので乾燥しづらいんだそうですが、ソフトはその逆ですね。
だから、使い終わったソフトレンズをそのまま放置していると乾いて硬くなってくるんですね。
まとめ
結局、私は使い慣れていたハードコンタクトレンズを今は使っています。
元通りです。ハードレンズ、処分しなくてよかった。
気になるバセドウ眼症のためにソフトに変えようと思いましたが、毎日のことなので、ストレスになるようではやはり使い続けられないと判断し戻すことにしました。
きっとコンタクトレンズ初心者はソフトにしても大丈夫なのでしょう。
娘も最初からソフトですが、乾燥はそんなに気にならないと言っていましたし。
もしかしたら、年齢が上がって水分不足?!肌や髪だけでなく目まで乾燥しやすい、ということなのでしょうか。
40代の方には参考にしていただけたかもしれませんね。
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