40代半ば、体のあちこちにガタが出始め、あー、私もそろそろ更年期の時期かな？と思い始めていました。
体力も衰えてきて、無理が出来なくなってきたな、と若い頃との違いを感じていましたが、それにしても最近、力出なくなったなぁ…大したことしていないのになんで筋肉痛？とちょっと気になったのが始まりでした。
バセドウ病と言われました。いろいろな症状がでました。
ある冬のこと。
何だか体が疲れてる。
何もしていないのに筋肉痛？
あれ？こんな体力なかったかな？
と思うようになり毎日を過ごしていましたが、そのうち、通勤の自転車をこぐのがきつくなってきました。
上り坂は全然足に力が入らず、降りて転がすように…
特に太ももが筋肉痛でした。
最近寝不足が続いていたし、疲れがたまってるんだな、嫌だな年って…と思っていましたが、今度はふくらはぎがパンパンに腫れてきました。
3～4㎝くらい太くなっていて、正座も全然できないくらいでした。
正座したら、どこかパンって破裂しそうな感じがするくらいに。
この時はむくみとは思いませんでした。。。
思い返すとそんなふくらはぎの腫れより少し前…
１週間くらい前から何故か午後になると喉がカラカラで声が枯れるようになりました。
午前中は何ともないのに、午後になると途端に声が枯れるので何なんだろう？と不思議で仕方がありませんでした。
もうひとつ、体がかゆくてかゆくて…でもこれは冬になると毎年のことだからそれほど気に留めていませんでした。
とにかくまずは、足がかったるくてどうにもならないので、これは医者に行った方がいいようだと思いましたが、
でも一体何科にかかればいいんだろう？
とネットで調べてみると、ふくらはぎの腫れは整形外科でいいようだと分かったので早速近所の整形外科にかかりました。
ここの先生は評判がよくて、いつも１～２時間は待つような医者でしたが、整形外科以外であっても、大抵は診てもらえるので、いつもここを頼っています。
レントゲンを撮り、診察をしていただきましたが、レントゲンは特に問題なし。
最近の思い当たる症状を言ってみましたが、先生もちょっと首を傾げて考えている様子…
ふくらはぎの簡単なストレッチを教えてもらい、採血と検尿をして、その時は帰りました。
その後なかなかすぐには行けないでいたら、病院から電話が来ました。
検査結果を聞きに来てくださいね、いつになりますか？と。
今までそんな電話もらったことなかったので、何だか不安になりました。
何かやっぱり病気なのかな。。。
その間、頑張って自転車通勤していましたが、やけに息切れして。
赤信号で止まるとハァハァと息が荒く、周りの人より真っ白い息でひとりだけ全速力で走ったみたいでした。
他にも動悸がするようになってきて、夜、床に就いてもドキドキして寝付けなくなっていました。
また、眠りに入っても、ドキドキして目が覚めてしまう時もありました。
次に病院へ行くと、違う検査をするので、と言われ、別の診察室に通され、暗い中で首のあたりをエコーで診ました。
何なんだろう？？と全くわかりませんでしたが、いったん待合室に出て次に先生に呼ばれるまでの間、なんとなく、でも必死に、スマホで調べまくりました。
あ、これかな、と読もうと思った矢先、先生に呼ばれてしまいました。
「これはね、バセドウ病ですね。」と考えてもいなかった病名を言われて、ポカンとしてしまいました。
名前は聞いたことある…
歌手の絢香さんがなった病気だ。
この病気のことはそれくらいしか知りませんでした。
血液検査の結果を見せられ説明されました。
いろいろと数値が不安定になっていました。
最初に血液検査をした時は詳しく出さなかったようですが、次に行った時にこの赤で丸を付けた部分が載っていました。
この赤で丸をつけた部分の数値が高いのでバセドウ病確定だとわかるんだよ、と先生がおっしゃいました。
先生はバセドウ病を疑って血液検査をしてくれたようでした。
普通の血液検査では調べられず、甲状腺を調べるための血液検査をしなければわからないようです。
他に私に出た症状として、
・とても眠い。
会社へ着き、仕事を始めようとすると、体がかったるくて眠くて仕方がない。
プールに入ったあとのような疲労感といった感じ。仕事にならずでした。
・おなかが空く
朝しっかり食べても11時くらいにおなかがグーグー鳴ってしまうくらいペコペコでした。
夕方も5時頃にはグーグー！
・たくさん食べても太らない
おなかがすっごく減るので食べてしまうけれど、体重が増えませんでした。
普段こんなに食べたら絶対増えるはずなのに！という感じですが、現状維持。
たくさん食べなければ体重は減ります。
太りやすい体質の私にとって、ちょっとこれは不謹慎ですが「エヘッ、いいかも♪」と正直思ってしまいました。
若い人は逆に体重増加傾向にあるようです。
・便秘改善
普段はどちらかというと便秘がちですが、この頃は全然そんなことありませんでした。
回数も増えました。
・口の渇き
しょっちゅう水を飲まないと喉がカラカラでした。
とっても喉が渇くのでもしかして糖尿病？じゃないかと思うほどでした。
・脱毛
やけに抜け毛が多くなりました。
全体的に見て、生きるための生理的な現象が大きく現れる傾向にありました。
バセドウ病の症状、むくみ以外にはどんな症状があるか？
バセドウ病は私に現れた症状以外にもいろいろな症状があるようです。
・首のあたりが腫れる
これは見た目にわかるので、まず最初に医者で確認されます。
先生は確かに私の首を見ましたが、私にはこの症状が全く現れなかったので、先生も、ん？と思ったのでしょう。
これは若い人に多く出る症状だそうです。
年が上がるにつれて腫れの症状は出にくくなるようです。
・手指の震え
私にはまったくありませんでした。
・多汗、暑がり
これも多いそうですが、もともとどちらかというと寒がり、冷え性なので出ませんでした。
・精神的ないらつき、不安
精神的なものが全くないとは言えませんが、それほど不安定になることはありませんでした。
・不眠
眠りの質はいいようで、私はよく眠れました。
・集中力の低下
年のせいかなと思うくらいの、深刻なものではなく少しだけ気になる程度のものが。。
・微熱が続く
全くありませんでした。
人によっては長く微熱が続き、原因がわからず…という人もいるそうです。
・眼球突出
ほんの少しまぶたが腫れたかな、と思うくらい微々たるものが現れました。
まとめ
私の場合は異様なふくらはぎの腫れがあったために、放っておかずすぐに医者に行き、調べてもらうことでバセドウ病がわかりました。
気になるようなことがあれば軽く考えないで医者に行くことが大事だと思います。
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