思ってもいなかった病気、バセドウ病と病院で診断されました。
驚く間もなく、その後すぐ思ったのは、
「バセドウ病って一体どんな病気なんだろう?」
「なんで私そんな病気になったのだろう?」
「これはちゃんと完治するのだろうか?」
ということでした。
バセドウ病とは一体どんな病気か?
まずはバセドウ病と診断されてからすぐ、何も知らないこの病気についてとにかくどんなものか知りたくて調べました。
バセドウ病は、免疫の異常によっておこる自己免疫疾患でした。
私たちの体は、そもそも外敵からの身を守るための免疫機能が備わっています。
細菌やウイルスなどが入って来た時に本来はやっつけようとしますが、それが何かしらの理由で異常が起こり、自分自身を敵と思い攻撃する抗体を作ってしまう、ということです。
この抗体が作られてしまう原因はまだわかっていません。
女性と男性では女性の方が多く、20代~30代で特にかかりやすく、ついで40代がかかりやすいようです。
バセドウ病を調べていると、甲状腺機能亢進症という言葉が出てきますが、これは状態のことを言うんですね。
甲状腺ホルモンの数値が高くなってしまうのがバセドウ病で、低くなる甲状腺機能低下症が橋本病と言います。
バセドウ病を一言で言うと、甲状腺ホルモンによる代謝異常の一種で、代謝がものすごくよくなってしまう病気、ということです。
このバセドウ病にかかったら、内分泌、とくに甲状腺を専門とする医療機関を受診するようにしますが、私はたまたま最初の症状がふくらはぎの腫れでしたので整形外科にかかりました。
甲状腺についても詳しい先生でしたので、私のバセドウ病をすぐに見つけてくださいました。
そのまま今でも専門の科にかかっていません。
でも本来は内分泌科や甲状腺の専門の科でみてもらった方がいいと思います。
何が原因でかかったのだろう?
バセドウ病は複数の原因が影響して起こると考えられています。
遺伝的な要素も多く、患者の15%ほどは身内に同じ病気の人がいると言われています。
そこに何らかのストレスが影響して発症すると考えられていますが、発病のきっかけはわかっていません。
私の両親、兄弟にこの病気の人はいませんが、つい最近叔母が橋本病を患っているということを知りました。
また思い当たるストレスもあります。
会社での人間関係です。
毎日会社へ行き、顔を合わせるので、塵も積もれば…という感じです。
普段からストレス発散できず思い悩む性格なので、これもよくなかったのでしょうか。
1月終わり頃から症状に気づきましたが、年末年始の休みが終わり、仕事が始まったことで、また人間関係で思い悩むのかも…と思ったことが影響しているのでしょうか。
5月病みたいだなと思いました。
深刻な病気ではないのか?完治するのか?
私はこの病気になりましたが、このようなカタカナの名前の病気だなんて、一体大丈夫なのかな。。とちょっと心配になりました。
私の友達に甲状腺クリーゼという病気になり、危ない時期があった人がいます。
手術して一命は取り留めたそうです。
このクリーゼというのは、甲状腺機能亢進症の重症化した状態のことを言います。
こちらはちょっと危険な病気のようです。
その病名を聞いた時はまだ何も知らなくて、そんなに怖いことだと思ってもいませんでした。
バセドウ病はきちんと治療すれば完治もする、そんなに怖い病気ではないと言いますが、そうは言っても病気なので、軽く考えてはいけません。
完治までの治療期間が長くかかる人も多いそうです。
そもそもきちんと薬を飲まずに中断してしまった人がこの甲状腺クリーゼになることが最も多いんだそうです。
どんな病気であれ、医者の言うことをよく聞いて、しっかり治すことが大事だと思います。
まとめ
バセドウ病と言われたときは、どういう病気かよく知らなくて、それがかえって不安で怖かったのですが、調べてみてどういうものかわかってからはそんなに怖くはなくなりました。
治療すればきちんと治るし、生活習慣を正していく良い機会なのかもしれないと思ったものでした。
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