籐かごを手作りしました。編み方や作ってみて気づいたこと等

籐かご ホビー

籐かご

籐かごを作ってみようと思い立ち、以前作りたくて買っておいたフェリシモの籐かご作りキットを引っ張り出しました。

準備までができたので、これから早速、籐かご作りにチャレンジしていきたいと思います。

  

籐かごを手作りしました

準備するものを全部用意し、初めての籐かご作りに挑戦です。

編み方はいろいろな種類があって難しそうだけど、前々から作ってみたかったので、1日時間が取れるお休みの日にチャレンジです!

初心者にきちんとかたちになるものが作れるのでしょうか?!

それでは始めます!

籐かごの編み方

下準備~水に浸けて柔らかくします

まず作り始める前にラタンを水につけて柔らかくします。

乾いているとすぐに折れてしまうんですね。10分~15分くらい浸けてしんなりさせておきます。

籐を水につけてやわらかくしているところ

型紙を作ります

厚紙がなかったので、紙袋をばらして使いました。

紙袋のひもを通す穴が顔の目の部分みたい^^

底がこの大きさの楕円になるんですね。コンパスがなかったので定規で少しずつ測ってカーブを書きました。

真ん中の長方形のところに最初のたて芯、よこ芯をセットします。
籐かご作りの型紙

サイズを測ってカットします

サイズごとにだいたい仕分けしておかないと後が大変です。
カットした籐

本体の底の部分を編みます

型紙を机にテープで留めて、その上に最初の芯になるラタンを長方形の部分に置いてテープで留めていきます。

丸まっているのできれいにおけませんね。まぁ、やりながら調整していきます。
籐かごづくり最初のセット

 
いよいよ!底の部分から編んでいきます。

籐かごの底を編む

最初のバラバラのところがちょっと面倒に感じましたが、少しでも編めてひとかたまりになってくるとやりやすくなっていきます。

 
底の部分ができました。

テーブルが濡れているのは霧吹きで水を掛けながら湿らせて柔らかくして扱いやすくしているからです。

乾くと折れてしまいますので。

濡れていれば曲げてもしなるだけで折れません。

籐かご底の部分完成

側面を編んでいきます

裏返して側面に向かっていきますが、芯のラタンを垂直に立たせるため、しっかり霧吹きで湿らせます。

編み方も底面の単純な素編みではなく3本縄編みという立ち上げる時の編み方に切り替えます。

ひとつ前の写真よりカーブの部分の芯が増えています。芯を差して足しています。

籐かご側面を作る際の立ち上がり部分

立体になってきました。

籐かごの立ち上がり部分

しっかり濡らしたつもりですがちょっと折れかかった部分がありました。

湿らせたら少し時間を置いた方が柔らかくなりますね。

籐かご側面を編むところ

側面をまた単純な素編みで編んでいき、一旦編み終わりの編み方でここで止めます。
籐かご側面編んでいる途中

ふちを編んでいきます

4cmくらい空けて透かし部分を作り、また途中から編み始め、一番上まで編んだら芯を編みこんでいきます。

籐かご側面上の段

余分な残りの部分はカットしていきます。

籐かご編み終わり端を切りそろえるところ

 
なんとかかご部分が出来上がりました!

初めてにしてはまぁまぁかなと思いましたが、隙間があちこちできているし、いびつですね。

なかなか難しいです。様子を見ながら進めていくべきでした。

たて芯も垂直じゃなかったですね。全体的に斜めになってしまいました。
かご部分完成

持ち手を編んでいきます

あとは持ち手を付けるだけ。

もうひと頑張りです。
籐かごの取っ手を編むところ

籐かご完成!

2か所の持ち手を付けたら終了です!
籐かご出来上がり

初めてにしては上出来?!

よく見るといびつ。。いびつなのは愛嬌。

いびつだろうが何だろうが自分で作ると愛着が湧きますね!

出来ばえよりも楽しくできたのでよかったです。

また作りたいと思いましたよ!

 
結局全部で7時間くらいかかってしまいました。

編み方を説明書を見ながらやっていったのでどうしても時間がかかりました。

次はもっとスムーズにいくのではないでしょうか。

気づいたこと

これからかごを編んでいきたいと思っている人に、気付いたことを書いてみますね。

準備の段階で

・メジャーは途中で止めておけるものを用意するべき!

体の採寸などで使う柔らかいタイプのものではなく、家具のサイズなどを測るような固いメジャーで、しかもストッパーのような途中で止めておけるものが使いやすいです。

私のメジャーは止まらないので何度も引っ張り出して戻って…と大変でした。

でもまぁ、同じサイズのものは、1本取れたらそれをメジャー代わりに使ってカットすればいいのですけれどね。

 
・セロテープはしっかりしたものを!

100均のセロテープはペラペラしていて、濡れたテーブルやラタンは貼り付かなかったです。

 
・雑巾を用意!

濡らしたラタンは使う時に軽く水気を拭いた方がいいですね。

霧吹きも使うので、机を拭いたりするのに使えます。

編み始める前に

・先に説明書を全部読む!

全体の流れがわかっていないと失敗につながるおそれがあるので、全体を把握してから取り掛かる方がいいと思いました。

現に私も編む用のものが足りなくて(大きさ関係なく。カットの段階でのミスかもしれません)全6回分購入してあったので、他のところから引っ張り出して使いましたが、結局最後に余る、ということになりました。

全体がわかっていなかったからなのかもしれません。

 
・動画などを見てみる!

どのように作っていくのか知ってから作り始めればよかったと思いました。要領が悪かったと思います。

 
・カットの段階で半端を少なくする

半端なものももったいないので重ねながら足していくのですが、できればそんなに継ぎ足さなくてもいいようにカットの段階で慎重に。

編み始めてから

・少しずつ進めていく段階できっちり詰めて編む!

様子を見ながら詰めていかないとラタンが足りなくなったり、サイズが変わってしまいます。

結構しっかり詰めていったような気がしていましたが、まだまだ、といったところでした。

私が作ったものは見本とはちょっと違う感じに仕上がりましたよ。

もっとたて長のはずでしたが、底の部分で詰めが緩くて型紙の楕円より大きくなってしまいました。

一旦ほどいて戻ろうかなとも思いましたが、高さを少し変えて足りるようにと切り替えました。

途中で全体を見ながら作っていけると、このような失敗がないかなと思います。

 
・最初が大変!

バラバラなところが一番やっかいでした。

2~3周して少し形になってくると編みやすくなってきます。

最初が肝心です。

 
・結構力が必要です!

上に書いたようにしっかり詰めて編むことでサイズが正しく作れると思います。

早めの段階で引き返すか、私のように苦肉の策で形を変更していくかしなければ足りなくなります。

スプーンの柄などで少しづつきっちり詰めていくのにも、詰めて編んでいくときにも力が要ります。

つまようじを使って詰めようとしましたが折れて全然だめでした。スプーンの柄が正解でした。

 
・カーブしているところや立ち上げるところは難しいけれどなんとかがんばって編んでいく!

形になってくれば落ち着いてくるので少しずつ詰めながら均等になるように編んでいきましょう。

まとめ

初めての時は何事もよくわからないし難しいものです。

でも作り終えると愛着が湧くし、また作りたい!と思えるものです。

結構私、かご作り好きかなと思えたので、他にも残ってる分全部作ろうと思いました!

 
別のカゴも作ってみました。ぜひこちらもご覧ください!

このカゴに内布をつけました。作り方はこちら!

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