今のマンションで暮らすようになり、もうかれこれ10年過ぎ。。。
浴室のコーキングが劣化したりカビたりしてきたので、そろそろ打ち直しの時期かと思いました。
そのままにしておくと、水が漏れて傷む原因となります。
木造じゃない建物だとしてもカビの温床となりますので放ってはおけません。
少しでも費用を抑えようと思い、自分で材料を買ってきて直すことにしました。
業者に依頼すると来てもらうだけで高い費用がかかりますので、少しでも抑えたいところです。
一度やってみてやり方がわかれば、今後も自分で補修することができますので覚えていて損はないですよね。
難しいことはなく誰でも挑戦できることだと思うので、費用を抑えたい人はぜひやってみてください。
参考にしていただければ幸いです。
浴室のコーキングの打ち直しのしかた
我が家の状況はこのような感じでした。我が家の浴槽はただ置いてあるだけのもので、今回のコーキングは浴槽部分ではなく、壁の四隅の部分になります。
カビはもちろん、隙間が空いてしまっているところも。これでは直さないわけにはいかない状態ですね。
初めての私でもできたので、やり方がわかればだれでもやってみれば意外とできると思います。
順を追って事前準備やコーキングのやり方についてまとめてみます。
準備するもの
●ホームセンターで購入したもの●
・コーキング材(白色)
・マスキングテープ
・ヘラ
それぞれ別々に購入するつもりでしたが、セットになっているものが販売されていましたので、これを2セット購入しました。
ひとつで約3.6m使用できると書いてあったので、だいたい2つもあれば足りるかなと。
足りなくなれば、買い足すか、全か所やらなくてもまた別の機会にやってもいいですし。
これにはしぼり器もついていましたので便利です。
ひとつ税込み932円でした。
●100均で購入したもの●
・スクレーパー…カッターで剥がしていたけれど、時間がかかりやりづらいので、急遽100円ショップに買いに走りました。
金属製のものもありましたが、傷がつく心配があったのでこちらにしました。
でもこのおかげでグンと効率が上がりましたよ!
100円のものでも十分ですのでぜひ準備してください。おすすめします!
●家にあるもの●
・カッター…古いコーキングをはがす時に使います。
・ティッシュペーパー…均す時のヘラについたコーキング材をふき取ります。手に付いたり別の場所についたりしたのをふき取る時にも使います。
コーキングの手順
1.カッターで古いコーキングを剥がす
カッターを端から入れて剥がしていきます。
これが結構時間がかかり手間な作業でした。
古いのが残っていると新しいコーキングが上手く付かないみたいなので丁寧に。
ザっと剥がした後、こまかいところを丁寧に。
後述のスクレーパーで全て落とします。
きれいに取れました。
2.マスキングテープを貼る
色がはっきりわかる濃い目のマスキングテープを使うとわかりやすいです。
マスキングの幅がコーキングの幅になるのでまっすぐきれいに貼ることが秘訣です。
剥がしやすいように端は少し長めに伸ばしておきます。
3.コーキングを打つ
ノズルの先は好きなサイズにカットするタイプなので、大きめにはさみで切りました。
コーキング材を充填していきます。
後でヘラで均すので、少し多めに充填した方がいいと思いました。
力が要りますが、付属のしぼり器を取り付けると出しやすくなり楽に充填できました。
見た目はきれいではありませんが、均すのでこんな感じでもOKです!
4.ヘラで均す
付属のヘラできれいに均します。
これが最初慣れないうちは、なかなかきれいにできませんでした。
と思ったら、ヘラの向きが逆だったようです。
へこんだ面を施工側にすると書いてありました。
ヘラを施工面に垂直に当てないとヘラの先端が浮いてしまってなぞれないので、最初は使い方に戸惑いましたが徐々にできるようになりました。
躊躇せず一気になぞった方がきれいな仕上がりとなりますね。
マスキングテープの上ならはみ出しても問題ありません。
もしヘラが無かったら、コンビニでもらえるようなプラスチックのスプーンなど代用できそうですね!
5.マスキングテープを剥がす
すぐにマスキングテープを剥がします。
剥がした時にテープがヒラッとなって洋服や周囲などに付かないように注意です。
これで完成です。
給湯器のリモコンの上部もついでにやりました。
1か所、およそ1.9m(浴槽のない天井から床までの部分)に付き、剥がす作業が50分くらい、マスキングテープやコーキングや均しが10分くらいの割合でした。
剥がす作業に時間がかかり、全部は出来ず、浴室ドアの片側の横と上部を残してしまいました。
コーキング材が残っているので別の日に行います。
その場合は、ノズルの先にコーキング材が残っているので、その部分に割り箸を挿しておくと内部で固まったコーキング材が割り箸に付き簡単に引き抜くことができます。
やってみましたが、翌日簡単に取り外せましたよ!
6.乾燥させる
そのまま24時間以上静置します。
なので、お風呂に入る予定や時間を考慮することが大事です。
浴室コーキングの剥がし方は慣れれば手早くできる!
今回、カッターだけで剥がそうと思いましたが、なかなか手間がかかりました。
急いで100均に走りスクレーパーを購入してきましたが、作業がかなり楽になります。
大まかにカッターで取り除いたあとは、スクレーパーでガシガシやれば時間短縮になります。
表面だけでなく溝の中にグイッと入れてガシガシやるときれいに取れます。
やっているうちに手際よくできるようになっていきます。
カッターでは傷つかないかとヒヤヒヤして思いっきりできませんので、絶対あった方がいい道具だと思います。
予備も含め、2つくらい用意しておくといいかもしれません。
浴室コーキングの乾く時間はどれくらい?
コーキング材のパッケージには24時間と書かれていましたが、私が前もって調べていたところ最低でも8時間は放置すると書かれていました。
ですので、私は実家に行く予定の日に施工しました。
一泊して帰ってきたら硬化していれば気にする必要もありませんね。
または銭湯などに行く予定の日でもいいですね。
今回浴室ドア横をやったのを忘れて、浴室に出入りしている際に手を掛けてしまいました。
そんなこともありますので、出かける前に施工し、その後は留守にして固まるのを待つといいでしょう。
まとめ
DIY経験者なら朝飯前なのかもしれませんが、初心者でもなんとかできるものですね。
マスキングテープを貼っているせいか、まっすぐ施工出来て意外ときれいに見えるものです。
業者に依頼するより断然安上がりでまぁまぁな見た目には仕上がるので、ぜひ自分でやってみていただきたいなと思います。
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